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【2022年完全版】BtoBマーケティングにおける動画活用大全!成功させるポイントから活用事例まで徹底解説

更新:2022/04/28
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動画では、写真や文章では伝えきれない要素を表現することができるため、写真や文章よりも短い時間で多くの情報をユーザーに伝えることが可能です。 アメリカの動画マーケティング企業の発表によると「1分間の動画はWebページ3,600ページ分の情報料に匹敵する」という結果が出ています。これは、1分間の動画には180万字に相当するほどの情報量なのです。 また、「メラビアンの法則」という、情報の発信者が受け手に与える影響を示した心理学上の法則では、人が情報を受け取るときに与えられる影響は「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という結果が出ています。 このことから、BtoBマーケティングにおいて、動画を活用することはとても効果的であるということがわかります。

BtoBマーケティングで動画を活用するメリット

・短い時間で商品価値をわかりやすく訴求できる
先述した通り、動画には短い時間で多くの情報をユーザーに伝えることができるという特徴があります。
さらに、動画は流すだけで受動的に情報が入ってくるため、自然に情報を受け取ることができます。

写真や文章だけで、自社のサービスや製品の情報をわかりやすくすべて伝えることは難しいですが、動画を活用することによって、サービスや製品の強みだけではなく、使い勝手や導入手順などもわかりやすく訴求できるのです。

・定着力が高い
「メラビアンの法則」でもわかるように、人の記憶に影響をもたらすと言われている「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つの要素は動画に全て含まれています。
動画は、バナーのようにテキストと画像のみで伝えるものよりも、圧倒的に記憶に残りやすいため、認知拡大の際により効果を発揮します。

・ユーザー教育しやすい(イメージしやすい)
BtoBにおいての顧客は、サービスや製品を購入することによって、どのようなメリットがあるのかどうかを比較検討して契約まで進んでいきます。
サービス資料にプラスして、サービスや製品の紹介動画を活用することで、購入を検討している顧客へ、効率よくアプローチすることができます。

・説明工数の削減ができる
サービスや製品についての紹介など、共通化しているものを動画にすることによって、営業の際のサービス説明の工数が軽減できます。

・二次利用しやすい
一度動画を制作しておくことで、YouTubeや動画広告、SNSなどに活用することが可能です。
さまざまな媒体で自社のサービスや製品に興味を持ってくれたユーザーへ均一な情報とイメージを伝えることができます。

 

BtoBマーケティングにおける動画活用媒体

①WEB広告での動画活用

◆Facebook / Instagram広告
Facebook / Instagram広告には、動画だけにしか反応しないユーザーが一定数いるため、バナー広告と動画広告の両方を用意することでより高い効果が見込まれます。

そんなFacebook / Instagram広告の5つの特徴と活用ポイントを紹介します。

 

Facebook / Instagram広告の特徴
・ターゲットを絞れる

Facebookは実名での登録が必須です。
さらに、「年齢」「性別」「住まい」「就職先」「役職」「興味関心」などの詳細な情報も登録できるため、データの信憑性が高く、より高い精度でのターゲティングができます。

また、すでに持っている既存顧客のデータから、その優良顧客に類似した傾向で自社のサービスや製品に興味を持つ可能性が高いとユーザーにリーチを広げる「類似オーディエンス」や、Facebookの実名登録制を利用して位置情報などの地域や利用者データなどの「年齢」「性別」「興味関心」などの条件でターゲティング層を指定できる「コアオーディエンス」が活用できます。

このように、狙っているユーザーに対してピンポイントなターゲティングができるため、無駄なく広告を打つことができ、費用対効果が高くなります。

InstagramはFacebookが提供するSNSなので、この機能をFacebook広告同様に活用できます。

・メリットや商品機能などが伝えやすい
動画のメリットでもご紹介した通り、動画には短い時間で商品価値をわかりやすく訴求できるというメリットがあります。
文章や写真だけでは伝えづらい自社のサービスや製品を導入することによって与えることのできるメリットや、サービスや製品の機能をより多い情報量で伝えることができるのです。

・音がなくても伝わる動画を心がける
動画広告は自動再生されるときは、音声がOFFになっており、音が出ないことがほとんどです。また、FacebookやInstagramをマナーモードで閲覧するユーザーも少なくありません。
テキストをつけるなどの工夫をして、音声がなくても視覚的に情報が伝わるような動画を心がけましょう。

・直接リード獲得ができる
Facebook / Instagram広告には、LPがなくてもリード獲得ができる「リード獲得広告」が利用できます。
この「リード獲得広告」を活用することによって、Facebook / Instagram上のフォームからリード獲得が可能になります。

・認知拡大にも使える
Facebook / Instagram広告では、リード獲得だけではなく認知拡大の効果も十分にあります。
ユーザーに「シェア」や「リツイート」などの行動を起こしてもらえるような動画を制作しましょう。

認知拡大を目的とした広告の評価を調査するには、ブランドリフト調査がおすすめです。

ブランドリフト調査では、広告媒体毎に配信ユーザー(広告表示グループ)、未配信ユーザー(基準グループ)へのアンケートによってどのくらい認知されているのかを評価することができます。

 

【アンケート項目】
・標準広告想起:過去2日間にオンライン上・モバイルデバイスでブランドの広告を見た覚えはありますか?
・標準ブランド認知度:ブランドをご存知ですか?
・抽象的好感度:ブランドを総合的にどう思いますか?
・熟知度:ブランドについてどの程度知っていますか?
・おすすめ:ブランドを友達にすすめますか?

アンケート項目数は上記から最大3問選択できます。
ブランドリフト調査の場合リード獲得広告は使えないので注意しましょう。

 

Facebook / Instagram広告事例
【株式会社HRBrain】

株式会社HRBrainは、人事評価クラウド「HRBrain」を提供している企業です。

動画の冒頭で人物を使うことによってサービスの紹介までの移行のユーザーの離脱率を下げ、顧客獲得単価を20〜30%削減することに成功しました。

 

◆YouTube広告
Youtube広告は、YouTube動画の最初や最中に流れる広告でサービスや製品の認知獲得から購入促進までカバーすることができます。
ユーザーは、動画をスキップをすることも可能ですが、スキップをするためには数秒間広告を視聴する必要があります。そのため広告が全く見てもらえないということはありません。

YouTube広告の特徴
・ターゲットが広いBtoB商材に向いている

YouTubeは、現在、視聴者が国内だけでも6,000万にのぼり、スマートフォンの普及も進んでいることから、今やいつでもどこでも動画の視聴ができる環境になっており、今後はテレビよりも広告を見られる可能性はさらに高くなると言われています。

このようにYouTubeは多くのユーザーが視聴しているため、狙うターゲットが広いBtoB商材に向いていると言えます。

・音を出して見てくれる
Facebook / Instagramの動画広告に比べて、Youtubeでは、音声をオフにして視聴するユーザーはほぼいません。
そのため、「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の全てで情報を伝えることが可能になります。

・ブランドリフト調査ができる
YouTubeでもブランドリフト調査ができます。
YouTubeのブランドリフト調査には2種類あり、アンケート項目数は予算によって変動するのが特徴です。

【種類】
広告フォーマット:バンパー広告(6秒でスキップ不可の動画広告)、TrueViewインストリーム広告(5秒でスキップできMAX30秒の広告)
未対応広告フォーマット:TrueViewディスカバリー広告(タイムラインにサムネイルと広告文)、アウトストリーム広告(YouTube外のGoogle提携サイト・アプリ等への配信)

【アンケート項目】
・広告想起率:過去◯日以内にブランドの広告を見たか?広告がユーザーの記憶にどれだけ定着してるかを測る(複数回答)
・ブランド認知度:どのブランドを知っているか?広告でブランド認知度が高まったか(複数回答)
・ブランド比較検討:購入する際にどのブランドを比較検討しても良いか?広告でブランドの比較検討を促せたかを測る(複数回答)
・ブランド好感度:どのブランドが好きか?広告でブランドの好感度がどう変化したか(複数回答)
・ブランド利用(購入)意向度:購入する際どのブランドを選ぶか?広告でどのブランドの利用意欲が高まったか(単一回答)

YouTube広告事例
【freee株式会社】

イラストを使ったサービスの説明で、サービスのハードルの高さを低減し、ブランディングに成功しています。

 

◆TikTok広告
TikTokは、中国のByteDance株式会社からリリースされた、15秒~60秒の縦型ショートムービーを投稿できる動画SNSで、全世界の月間利用者数は10億人に達しています。

TikTokはBtoC企業に多く活用されていますが、SNSや動画共有サービスを活用して集客やブランディングを行いたい場合、BtoB企業のマーケティングでも十分に効力を発揮します。

TikTok広告の特徴
・男女ともに40代の利用ユーザーが最も多い

TikTokの利用ユーザーは10代や20代の若年層が多いと思われがちですが、実際は40代の利用者の割合の方が多いということがわかります。

引用元:アプリ分析メディア「App Ape Lab」

この40代には、決裁権者や経営者、マネージャーなどの役職を持っている年齢層にあたります。
そのため、一見若年層にしか効果がないように見えるTikTok広告も、BtoBにとっては有効な広告媒体なのです。

・短時間の動画で気軽に視聴してもらえる
TikTok広告は起動時に表示される起動画面広告は3~4.9秒、動画と動画の間に流されるインフィード広告は5~60秒という、ショートムービーなため気軽に視聴してもらうことができます。

 

②SNSアカウント運用

◆YouTube

YouTube運用の特徴
・信頼を集めることができる

YouTubeチャンネルで継続的にターゲット層へ動画を通じて有益な情報を発信し続けることによって、視聴者からの信頼を集めることができます。
良い企業というイメージを持ってもらうほかに、運用次第では視聴者に信頼感以外に親近感も醸成させることができるのです。

・ブランドの第一想起率をあげる
動画で有益な情報を発信し続け、信頼性を上げて視聴者をファン化することによって、顧客に「〇〇といえば△△会社の□□!」というように第一想起率を上げることができます。

YouTube運用事例
【Stock Sun株式会社】

Stock Sun株式会社は、ECサイト・オウンドメディアの構築やWebコンサルティングなど、デジタル関連のサービスを手掛ける企業です。
「Stock Sunチャンネル」では、Webマーケティングの基礎知識や独自の成功ノウハウなどの情報を発信し、YouTubeチャンネル開設から約2か月で22件の問い合わせを獲得。自社のブランディングにもつなげています。

出典:Stock Sunチャンネル|YouTube

【株式会社Faber Company】
株式会社Faber Companyは、デジタルマーケティングのROI向上を支援するソフトウェアを開発・販売している企業です。

「ミエルカチャンネル」では、最新のSEO情報を分かりやすく解説する動画を発信しています。

出典:ミエルカチャンネル|YouTube

Gazelle Capital株式会社】
Gazelle Capital株式会社は、既存産業にITでチャレンジをする創業初期の起業家を支援する企業です。
「スタートアップ投資TV」では、創業初期のスタートアップ起業家に向けた有益な情報を発信しています。

出典:スタートアップ投資TV|YouTube

 

◆TikTok

TikTok運用の特徴
・信頼を集めることができる

YouTube同様に、TikTokで継続的にターゲット層へ動画を通じて有益な情報を発信し続けることによって、視聴者からの信頼と親近感を集めることができます。

 

③マーケティングコンテンツへの活用

◆ウェビナー
ウェビナーとは、「Web」と「Seminar」を合わせた言葉で、その言葉通り、WEB上で開催されるセミナーのことです。WEBセミナーやオンラインセミナー、インターネットセミナーと呼ばれることもあります。
会場で開催されるセミナーとは違い、参加者はインターネット環境さえあれば、パソコンやモバイルを使ってどこからでも参加できるので、セミナーよりも広範囲にアプローチができます。

一度開催したウェビナー動画を録画しておくことで、それだけで会社情報やソリューション動画、事例動画などとして活用でき、また、同じ内容のウェビナーを何回も開催することが可能になります。

 

◆営業の効率化
商談の前にお客様に自社のサービスや製品を理解してもらうため、動画を活用できます。
資料のみで説明するよりも動画の方が人の記憶に残りやすいため、営業で動画を活用することで、効率よくサービスを理解してもらえるのです。

サービス紹介動画事例
【株式会社NTTデータ東北】

NTTデータ東北では、「日本語校正支援ソフト」のサービス紹介動画を作成し、営業の前にお客様に視聴してもらい、サービスをより理解した状態で営業に入っています。

また、こちらのサービス紹介動画は、弊社で制作しております。
サービス紹介動画の制作にお困りの方はぜひお気軽にこちらまでご相談ください。

 

④リード獲得プラットフォーム

ここでのリード獲得プラットフォームとは、リード獲得ができる動画配信プラットフォームのことを意味します。

その中でも、株式会社イノベーションが提供している「bizplay」は、「ビジネスを、もっと面白く。」をコンセプトとしたビジネス動画プラットフォームとなっており、楽しく学べるようなビジネスバラエティ動画から、仕事で役に立つようなセミナー動画まで、幅広い動画コンテンツを無料で視聴できます。

bizplayにお役立ち動画を掲載することによって、多くの確度の高いリード獲得が期待できるでしょう。

まとめ

本記事では、BtoBマーケティングにおける動画活用についてご紹介しました。
動画にはさまざまな活用方法があり、さらに訴求力も高いため、今後のビジネス効果を最大化させるためには欠かせないマーケティング方法になります。

エニバでは、自社でもYouTubeチャンネルを運営しており、動画制作や動画コンテンツを活用したマーケティングのノウハウを蓄積しています。
動画について気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

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エニバ編集部

エニバ編集部は、実際に広告運用・WEBサイト制作に関わっているからこその視点でわかりやすい記事作成になるよう日々執筆しています!

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